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暑いですね。もうそろそろ勘弁して下さい!オテントサマ(:_;)

風人園作庭集に『橿原市 割烹の庭』をUPしました。

このお庭は剪定作業に追われて泣きそうになっているときに

超突貫で作り上げました。2007年作です。

最近お庭づくりが少ないです。年明けにでもお庭をつくる方いないでしょうかね(笑)

お盆前のお庭のお手入れ

昨日からのお宅のお庭の手入れが出来ました。

カシの木の葉はそよ風にゆらゆらと...

マキの木は美しく刈りこまれ、壮厳に...木々の古い幹の流れが見えるようになり、

旧家の庭園の深みがあらわれました。

こちらのお宅の建物の普請には目を見張るものがあります。1尺8寸の鴨居...

1番の電話番号が当時の繁栄を語っています。

裏庭には池があり、しだれモミジが涼しげです。

お盆前に美しいお庭でご先祖様をお迎え出来ます。

お庭の管理

お庭のお手入れは、ほとんどが一年に一度の場合がほとんどだと思います。

しかし、花を咲かせることや庭木を引き締めたい場合、一年に2回3回とお手入れさせて頂いております。

本日もサツキとツツジの花後剪定と少し伸びたウメとモミジ、マツの芽摘みを行いました。

こちらのお宅は年間を通して3回~4回お邪魔します。

お庭を大事にしていただいている大切なお客さまです。

自然素材を使う

お庭のお仕事を始めて早17年。

始めた頃に比べて、お庭も家も様式が随分変わったと思います。

庭木だって、ハナミズキが流行った時があり、株立ちの雑木が

流行ったりと、今では、当たり前な庭木達もそれほど植えられていなかった

ときがありました。私は意識したくないけど、洋風の庭だってコニファーとレンガと芝が

あれば洋風みたいな、そんな時代もあったと思います。

現在は多種多様な素材、デザインが溢れています。

私もコテコテのデザインのお庭を造ったこともありますが、

最高の仕事が出来た!と思っていてたのに1年、2年とお庭が古くなってきたとき、

良くなったと感じられないのです。

頑張りすぎたのでしょう。

”奇をてらわず技を凝らさず”という言葉の意味が最近になって、良く解るようになってきました。

一言で言えば”シンプル”。

天然の素材で素材を生かし、確かな技術で手を抜かず、凝り過ぎずのお庭。

そんなお庭は飽きの来ない、年月とともにその味わいが深まってくると思います。

それは、お庭だけではなく、日本建築だって、生活雑貨だってそうだとおもいますよ。

僕のお友達のhitofushiさんのお店の商品は、自然の素材で確かな手仕事

で作られたものばかり。だから、いつまでも愛着をもって使っていけるでしょうね。

こんな素晴らしいものづくりをしている職人さんがいつまでも続いていく時代で

いて欲しいものですね。

私もそんな職人さんでありたいと思います。

和菓子屋のお庭完成

本日今西誠進堂が無事オープンを迎えることが出来ました。

早朝より竹垣の縄掛と汚れているところのチェック、井戸蓋づくりをしてまいりました。

9時にオープンしましたが、井戸蓋だけが遅刻でした。

お店の方は10時頃からたくさんのお客さまがいらしてました。

とりあえずホッとしていることでしょうε-(´∀`*)

この今西誠進堂のお店の事も少し紹介させていただきます。

こちらのお店は焼きもちとみたらしだんごをメインにその他和菓子を製造販売しております。

生地もあんこもすべて手作りで、特にあんこが 北海道の小豆を使用して、手間暇かけて

つくってます。最近は意外と少ないようです。こし餡が自慢だそうです。

たくさんの人に食べて頂いて繁盛して欲しいものです。

風人園作のお庭が少しでも貢献してくれればなお嬉しいです。

明日開店

今西誠進堂飛鳥店がいよいよオープンします。

風人園のお庭も本日ほぼ完成いたしました。

一時はどうなるかと心配でしたが、何とかオープンに迷惑をかけないですみました。

明日は早朝に最終チェックをして完了です。

今日は遅くまでかかったので、写真もろくに撮れませんでした(:_;)

明日のお客さまの反応が楽しみです。

とある旧家

一昨日土曜日に奈良県青年部の井上会長のお宅にお邪魔させて

いただきました。ほぼ押しかけです(^_^;)

しかし、わざわざ仕事の手を止め迎えて頂きました。ごめんね。

スゴイお宅でしたので、投稿させて頂きました。

まずありえない門がありました。

大昔淀城の門を移築してきたものだそうです。ただ、ほぼ開けないそうです。

取り敢えず、ぐるっとまわってみました。

高~い塀にかこまれておりました。土塀でいかにも旧家の佇まいをみせておりました。

庭師が一番気になるお庭も拝見させて頂きました。

大分あれている模様でしたが、池泉回遊式の立派な庭園です。

某寺の礎石も使用しているそうで、庭を造営した方の力がうかがえます。

一般住宅なのにありえない大きさのクスノキがありました。

こんなのがあと2本あったらしい(笑)奈良公園級ですよ。

いずれ自邸を観光資源として活用するそうです。

歴史的価値のある建物ですから、ぜひ頑張って欲しいと思います。

お庭も頑張って手入れして下さい。大変だとおもいますが...(^_^;)

良いものをみさせて頂いて、良い1日になりました。

掃除のススメ

お庭のお手入れでで一番大事な仕事というと掃除でしょう。

修行も掃除から始まります。『手ぼうき』と呼んでいる小さな竹ぼうきではきあげます。

掃除をしながら、石組みや据え具合、下草の位置など『庭』を覚えます。

掃除が出来ない職人は良い職人とは言えないでしょう。

それほど掃除というのは大事なものなのです。

いくら私たちが庭木を綺麗に手入れしても、掃除が出来ていないと、庭としての美しさは

半減してしまいます。

そして庭を維持していく中で一番労力のかかる仕事でもあります。

私たちがお客様のお庭にお手入れにいくのは、多いところでも年3回くらいです。

ですから、1年の大半はお客様にしていただかなければなりません。

枯れ葉の取りや雑草取りと本当に大変ですが、是非続けて頂きたいと思います。

庭が美しくなるのはもちろんのことですし、病気や害虫の早期発見といった、

庭木の状態の変化が少しでも早くわかります。

木々からマイナスイオンをたっぷり貰って、快適な庭生活を送って頂くことを

風人園はのぞんでおります。

こちらの写真はいつも大変お世話になっているお寺ですが、何時伺ってもチリ一つ

落ちてません。いつも美しくしていただいていて、職人冥利に尽きると言うものです。

寒肥の時期

2月は寒肥の時期です。寒肥とは字のとおり寒い時期の肥料やりです。

あとひと月余りで、新しい芽が吹いてきます。

新芽を出すとき木はたくさんのエネルギーを使いますから、その時に発酵

されている為に今の時期にします。

お庭の場合、落ち葉を掃除してありますので、人工的に施肥を行わないと

土中の養分が不足します。かならず施肥しましょう。

では、寒肥の注意点を少し….

肥料の種類は木の種類によって変わるのですが、花つきなどを

考えないのであれば、油粕がいいのではないでしょうか?花つきをよくしたいならば

少し骨粉などのリン酸成分が多いものを加えると良いでしょう。

ホームセンターでいろんな配合肥料が売られてますが、有機肥料を使うようにしましょう。

肥料が用意できましたら、どこにどの位入れるかです。

場所は木の枝先の真下が根の先だと言われてます。

養分は根の先から吸収しますので、場所は枝先の下あたりということです。

僕の場合、木の周りに3~5個の穴(直径10cm、深さ20cm程度)をほり、2カップ位の肥料を

いれます。肥料喰いの木には、幅10cm、深さ20cmの溝を一周り掘って、たくさんの肥料

を入れたりします。肥料をいれたら水をいれて十分肥料に含ませれば、土を戻して終わりです。

人それぞれやり方は違うと思いますが、自分にあった良い方法を見つけてみてください。

元気に木が育ちますように。

吉野 風人園ご挨拶

ようこそ風人園のホームページへ。

風人園は、庭の本場『京都』での修行でつちかった確かな技術と感性をもって、
お客様の住まいに心地よい空間を提供し続けます。

誠心誠意をモットーに毎日お庭しごとをがんばっております!!

業務内容

お庭のお手入れ(剪定・害虫駆除・肥料入れなど)
お庭造り
緑化資材販売(庭石からほうきまで)

風人園
代表者:大西秀明 (ジミー大西と同姓同名なんです(笑)
住所:奈良県吉野郡吉野町窪垣内308
TEL・FAX:0746-36-6966