2016年 回顧~Ⅱ~

新年明けましておめでとうございます。

風人園の大西です。今年もどうぞよろしくお願いします。

今年は昨年ほど波の荒さは必要ありませんけど、色々と興奮することを

出来たら嬉しいなと思います。

地元の村おこしにも積極的に参加したいと思います。

昨年を振り返って記録に残しておきたいと思います。

 

 

1月の終わりには姫路の腐れ縁瀬戸造園に遠征。

姫路の大塩という場所にある有形登録文化財に指定されている梶原邸の

お手入れのお手伝いに伺いました。素晴らしいお茶室とお庭がありました。

手入れの後の木漏れびが綺麗でした。一人だと一ヶ月以上かかるらしい。

風人園の若いスタッフにこんな庭で仕事をする機会を与えてもらい感謝です。

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2月には千葉に尊敬する㈱高田造園設計事務所の高田宏臣さんに会いに行きました。

千葉まで出向いたきっかけは高田さんがお正月に吉野に来られたときのブログ

あります。高田さんとの出会いは滋賀県の徳昌寺で行われた矢野智則さんの大地の再生講座

でした。高田さんは10年ほど前から吉野の大峰山への修行体験などの参加されており、

久しぶりに訪れた吉野で吉野桜のあまりの衰弱と間違った桜の植樹をしていることに憂いを感じ私にメッセージを

頂きました。私も吉野の桜のために何かできることがないかと感じていたので、高田さんからメッセージを頂いたときに

なんと心強い助っ人が現れたものだと、すぐに吉野で頼りになる先輩中井章太さんに話をして一緒に

千葉に行くこととなりました。最新の高田さんの現場や、通気改善の作業を行った学校の山などを案内して

いただき、高田さんの山小屋で一杯やりながら吉野のこと自然のことを話しました。中井さんがいたおかげで、

すぐに吉野での桜の再生の第一歩をその日に決めることが出来ました。この日はおそらく私の庭師としての

人生の進み方が変わった日でもあると私は思っています。

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3月に吉野町商工会青年部のかわいい後輩が前全国商工会青年部連合会会長であった宮本博史氏と熊本に吉野の桜を持って行く

約束をしたので一緒にきてくれと言われたので、どこに行くかも知らずついていきました。熊本までハイエースに3メートルの桜を

積んでの旅です。もうギリギリでした。よくも積めたものです^^;

当日にどこに行くかを聞くとなんと3,4年前から行きたかった阿蘇神社の参道の一ノ宮商店街でした。

ここは先程登場の千葉の高田さんの著書『これからの雑木の庭』に紹介されていた場所で、樹々の力でシャッター商店街が

年間30万人来る商店街になったという私にしたら奇跡のようなところでした。まさか偶然にしてもここに来れるとは…

吉野で自分なりに町が元気になることを目指してきたので、そんな話を当事者直に聞くことも出来ました。

今回桜を植えたところは前会長のお店『はなびし』です。

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この一本がまたこの商店街の樹々と一体となって気持の良い空間をつくってくれると思うと嬉しく思いました。

宮本さんに商店街を歩きながら今の姿になる前からの活動の話を聞きながら案内をしていただきした。

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まだ葉っぱが無い時期でしたから寂しい感じの写真ですが、この商店街に足を踏み入れた

瞬間に空気の違いを感じる事が出来ました。明らかに気持ちが良い。

雰囲気でないこの気持の良さが人を呼び込んでいるのだと思いました。

 

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湧水があちらこちらにあるのもここの強みだったのでしょう。

でもそれを演出したのは宮本さんの父やその仲間の方々や宮本さんたち

世代を超えて作ってきたのです。たかが木にこれだけの力があることを

多くの人に知って頂きたいです。この7日に行われる『街路樹サミット

もこういった樹々の力を再認識をしてほしいという願いがこもっています。

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熊本地震で壊れてしまった阿蘇神社にも案内していただきました。

わざわざ宮司さんからも説明していただきました。

まさか数カ月後にあのような惨事になるとは思いもよりませんでしたが…

早く復旧することをお祈りしたいと思います。

必ずまた訪れたいと思います。

昨年の第一四半期は青年部活動や興味があって参加したセミナーなどから

大きな経験とつながりをいただくこと出来ました。なんとも鼻息の荒くなることばかり

でした。 Ⅲにつづく…かな?多分つづく

 

 

 

 

 

夢窓庵に行ってきました

お客さんに教えてもらって行きたいなぁと思ってて、行く段取りをしたのが10月。

ようやく決行の日がやって来ました。

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奈良 夢窓庵です。

女将さんが35年前から庭師をしてはるそうです(今もなお現役!)

しかもミシュラン2つ星!

ちょっとお値段しますから頼みやすい庭仲間で

女将さんは慣れてへん僕達に気を使ってか、ずーっと気さくに話をしながら

場を和ましていただきました。

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こんな太いワサビで頂いたお魚は美味しかったです。

あと山葡萄のワインがめちゃめちゃ美味しかった。

来年も行こう!と誓って店を後にして、最近作った奈良町のお庭を

みてもらって、今度は串かつ屋台で2次会。

やっぱりこっちかな。僕らは(笑)

とても楽しい1日でした。

ちょっと慣れたので来年は増員して挑みたいな。

 

2015年も奈良の庭師 風人園をよろしくお願い申し上げます。

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あけましておめでとうございます。

2015年もあっという間に3分の1を過ぎようとしています。

昨年は正月を迎える直前までバタバタして、

年が明けましても、もう3日から始動という例年にない仕事師のような

始まりとなりました。さぞ良い年になることでしょう。(希望)

今年初の現場はお宮さんの杉などの伐採でした。

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懇意にして頂いている宇陀市の東和園様からの依頼です。

昨年12月にとの事でしたが誰も人がおらず、私自身もパニックでしたから、

年明けの本来の休みを利用することにしました。

この正月に助けてくれたのがクライミングでは全国区の戸出さん、大阪の庭師はなぶさ庭縁より

松葉さんでした。

最終日は雨だったにも関わらず、完璧に仕事をこなしてくれました。

危険な仕事でしたが無事終了することが出来ました。本当に感謝です。

仲間って本当に大事ですね。

そして今は16日に完工に向けて奈良町でお庭改修しております。

頑張ります。

一昨年、昨年と人不足により多くのお客様にご迷惑をお掛けしましたが、

現在1名の若手スタッフが頑張ってくれています。また5月には更に1名加わる予定です。

これで何とか質の高い仕事を目指していけそうです。どうか本年もよろしくお願い申し上げます。

秋のお茶会

11月9日(土)吉野山白雲荘にて私の所属する蔵六会でお茶会を開催しました。

ようやくお茶会という形を実現することが出来ました。

当日は天候に恵まれて暑くもなく寒くもなくこの上ない日和となりました。

お庭も光が注ぎ葉っぱが輝き、より美しさをましておりました。

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普段は閉め切られ陰気なお茶室も釜がかかり、軸や花が飾られ本来の輝きを戻しています。

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お客様は少なかったのですが、来てくださった方には素晴らしい時間を提供出来たように

思います。

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今回のお茶会にあたりお庭のお手入れに参加くださった4名の皆さんに

感謝したいと思います。次の機会にはお茶会も共に来ていただけたら

嬉しいなと思います。

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ニワプラストショカン

昨日はニワプラストショカンというイベントに参加しました。

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ニワプラスは私も仲間に入れてもらってる庭仲間のグループで庭のいいとこ発信したり、

勉強したりといったことをやっております。

主宰のグリーンスペースの辰巳兄弟と萬葉の北谷くん、ならそらの山本あつしさんが企画されました。

事前までどんなことをするかは知らされてなかったので、興味津々で参加させていただきました。

前半はゲストスピーカーの木津川アートプロデューサー佐藤啓子さんのイングリッシュガーデンの写真を交えての

お話。

後半は実際に図書館のお庭に出てみるといった内容でした。

前半のお話では自身で自邸のお庭を長い時間をかけて作り上げてきた経験と

毎年渡英されイングリッシュガーデンを実際に見て感じて得た感覚や知識をみっちりとお話くださいました。

イギリスではオープンガーデンといったものが根付いていて自分の庭を開放し、カフェのようにパンやティーを

提供して庭を交流の場として頻繁に使われているそうです。そこにはオーナーの自慢のアイデアがいっぱい

あるみたい。これっていうお庭には何百人と訪れるそうですよ。日本ではそういった慣習みたいなものは

あまり聞いたことがないな~。せっかくだからお庭をツカエルような見せたいような誰かを呼びたくなるような

お庭を提案出来るようになりたいものですね。

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後半の部は図書館のお庭を散策。佐藤さんのここでお茶をしましょう!の合図で、

3本のカシの木がある芝生の場所があっという間に素敵なTEASに早変わり。

美味しいピーチティーとケーキをいただきながら、お庭の雑談をしました。

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あんまり話は覚えてないけど、風が心地よく、空も綺麗でほんのり草の匂いも…

五感を開放出来る場所。それも庭のエエトコでしょうか?

おもろかったです。ありがとう。

 

 

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来月も行きます。

キンモクセイの花

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キンモクセイの花が咲いてます。
僕がキンモクセイの名前を知ったのは小学校の時に芳香剤でだったのかなぁ。とても良い匂いだなぁと思っててキンモクセイって何なんだろう?って木であることも知りませんでした。
それで初めて見たのが庭の仕事を始めてからというちょっと恥ずかしい話。こんな僕も今は大分多くの植物の名前を知ることが出来ました。まだまだ知らんものが多いですけど。勉強しやんとあきません。
そうそう、今日のお庭のキンモクセイの下にはネコのウンチがあるみたいです。トイレにキンモクセイの香り状態になってます(笑)

もう9月か

すごく久しぶりの更新です。

殺人的猛暑をなんとか耐えて、ようやくマシな気候になってきたように思います。

風人園はと言いますと、ずっと毎年のお手入れに追われている状態です。

なにせ人不足です。早く強力な人が風人園にはいってくれないものか…

年明けもかなり楽しそうなお仕事がある予定をしますから、とにかく年内飛ばさなくてはなりません。

あ~いい人…ほしい…

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1年空きの旧家のお家。ちょっと前に手を付けさせて頂きました。

表の3本だけで、まだ中に樹が残っていますが、古いお家のお庭は貫禄がありますね。

素敵です。

やんわりな木々がトレンドな今ですが、どっしりした手がかかる木もまた、素敵で

私達の力の試されるところです。毎年手入れにすごくお金もかかるのですが、

それもまた、庭なんだな~。

それに見合うお仕事をさせて頂きたいと思います。

プロも顔負け!

昨日は午後から中神木材の社長とサクラゲストハウス予定地に2本のハナノキを植栽しました。

一つのシンボル的な存在なって欲しいと思います。

その後、かねてから気になっていた場所がとなり村の東吉野村にあったので、一緒に

見に行きました。

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国道沿いに雑木の庭を造ってあります。

又このお庭がとても絶妙で、そして周辺の山にもまだまだ範囲を広げ続けていて、

一回行ってみようとずっと思っておりました。

現場は天誅組の墓があるすぐ近くで、主で有りそうなおっちゃんが掃除をしておられたので、

伺ってみると、20年前から造り始めて、山の上の景色をそのまま持ってくるイメージで

造ってるとのこと。発想そのものがプロ級でした。

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とても5m級の石やらも据えてあって、しかもたくさん据えてあるにかかわらず、目をむいていない、

いやらしくない。なかなかというかスゴいです。

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裏に回るとほんとに庭園のようになってました。

おっちゃんスゴイっす。

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最近吉野の針葉樹の山の濃い緑が重く感じて、

落葉樹の山々に憧れています。

サクラゲストハウスもサクラだけでなく、だからといって実際の森の切り取りでもなく、

美しくて、いつでも楽しめる場所になっていけば面白いやろなっと思うのです。

中井社長頑張りましょかw

 

 

土遊びが出来るお庭

 

ホームページからご依頼頂いた植栽のお仕事が、無事終わりました。

シンプルに植栽をしたいのと、お子様が土遊びが出来るように真砂土で仕上げて

欲しいという最近では珍しいケースのご依頼でした。

お客様も色々とお調べになっていて、イメージもお持ちでしたので、

どちらかと言うと私はアドバイザーみたいな感じでお付き合いさせて頂きました。

実際に一緒に木を見に行って選んでもらって、私が植えるって具合です。

元の土のゴロゴロ石が出てくるのが嫌だったそうで、表土も入れ替えることにしました。

真砂土を叩いて締めて整えていく作業を繰り返して仕上げていきました。

地鏝でパンパン叩きながら、土仕上げって地味だけど、これって庭屋らしい仕事やな~

と少し庭師の誇りみたいなのを感じながらやってました。

私が家に帰ってからご主人から電話があり、とても喜んでくれました。

小さな仕事でも大きな仕事でもこれが嬉しいんですよね~

また頑張ろっと。

 

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