ニワプラスの仕事探訪が開催されます。
詳細はニワプラスブログから
東吉野村の木津川という集落に1件のおそば屋さんが出来ました。
古い屋敷を買われ大阪から越されて来た方で、11月にオープンされました。
名前はよしの庵と言います。私もまだ頂いておりませんが、なかなか美味しそうです。
こちらのご主人がホームページをご覧になってご連絡頂き、モミジなどを
植えて欲しいということでオープン前に一緒に木を選んであったのですが、先週ようやく
植えさせて頂きました。ずいぶんとおまたせしてスミマセンでした。
夏の日除けのためのモミジを。飛鳥農園の畑ものの売れ残りだったので、とてもリーズナブルでした。
石を一旦どけて。植栽ということでしたが、プチリフォームって感じになりました。
傾いていた石をきちっと据えて、裏で転がっていた石を追加するだけでずいぶん雰囲気は変わるものです。
道からも目立つように枝垂れ桜を。
これから大きくなってシンボルになってくれることでしょう。
そして今日は、駐車場のソメイヨシノがテングス病にかかりその除去をしました。
約13mと9mほどの高さの木なので、久しぶりツリーワークとしゃれこみました。
伐採ではないのでハーネスはシンプルに。
ツリーマジックにユニセンダーで出動です。(意味わからんでしょうね^^;)
朝一は久しぶりなんでビビりました。
テングス病の枝は先の方にもあるので、1mの長柄バサミを駆使しながらの作業でした。
もともと、ツリークライミングはこういった枝先にアプローチするための技術だと思うので、今回の
作業なんかは一番フィットするんでしょうね。
もっと練習してどこでも行けるようにならねば…です。
とにかく
綺麗になりました。
みなさん超穴場の蕎麦屋さんなのでどうぞ。
営業は土日祝日オンリーなので要注意ですぞ!
お正月にかけてのお手入れが忙しくなってきました。
風人園は危機的な人手不足の為、法事などの大事な用事があるお客様を優先して
お手入れさせて頂いております。どうしても仕事量が減ってしまうため中には3月頃まで
待っていただく可能性もあり、それをお伝えすると他を探される方もおられます。
そしてこんな時に限って特に新規のお客様のご依頼が多いんです。
せっかく数ある庭屋さんからご指名頂いたのにお断りしなくてはならないのが
辛くてしょうがない。だからといってだれでも雇って仕事をするというようなことも
出来ないわけなんです。商売人としては間違いなく失格なんでしょうね(*_*;
ただ、前向きに考えるのなら、本当に腕を買ってくれて風人園でないとダメな
お客様とそうでないお客様を知る機会でもあるとも考えています。
多くの人に助けをもらって少しでも多くのお客様を回れるよう、とりあえず年末まで
頑張ります。
10月26日~28日に京都外国語大学の留学生を吉野へお招きしました。
これは吉野に外国人の観光客が来てもらえるよう研究することを目的としました。
仲間でできる吉野のリアルな体験を中心に実施して、改善点や良い点など意見を
聞いて参考にしていこうと思っています。
土曜日に風人園のワークショップを行いました。
”自然を持ち帰る”というタイトルです。
庭師という職業の私に留学生たちにどんなことができるか?と考えたものです。
”一輪挿し”茶の湯では必ず飾るものですが、この一輪の花を生ける行為を実際に
一輪挿しを製作して、野の花を探して生けて飾ってもらうことで感覚を体感してもらおう!というものです。
まずはお庭と一輪挿しのことを簡単にパワーポイントを使い説明しました。
ここで、季節を感じる、風景を感じる、生命を感じるというお庭と一輪挿しの共通点みたいな
ものを知ってもらおうと思いました。
そして実際に私の作ったサンプルを見てもらいながら、実際に作ってもらいました。
何もかも初めてでおぼつかない手つきでしたが、学生たちは一生懸命作ってくれました。
自分の一輪挿しができたらお花や葉っぱを探して生けてみます
そして記念撮影です。
それぞれ個性的な花を生けることができました。
終わりに岡本くん指導のもとお茶を一服していただきました。
今回のワークショップでは白雲荘という素晴らしいロケーションをお借りできたこと
もありとてもスペシャルなワークショップになりました。
私自身もワークショップを通して、一輪挿や坪庭、俳句、茶道といったものが、
すべてにわたってつながっていたりしていて、美しい日本の根本にあることを体感できました。
とても深い深い日本文化をもっと知りたくなりました。
ワークショップに参加してくれた学生たちのこれからの日本での生活に今回の体験が
いかせることが出来たらとてもうれしいのですが、どうなることでしょうか?
とても疲れたけど、とてもやりがいがありました。