ソテツの花

今日の現場でソテツの花を見ることが出来ました。

とはいえ、もう花ガラになっていますが。

でもソテツの花はなかなか珍しいですよ。写真は見ての通り雄花です(笑)

雌花はありませんでしたが、実がなっていましたよ。

これが、ソテツの実です。

ソテツはもともと暖地の植物ですから、九州や四国南部意外では冬越しがむずかしかった

ようですが、最近は普通に本州でも育っていますね。

ソテツの冬越しのワラポッチをしているのも最近みたことがありません。

吉野でも普通にそだっていますよ。やはり暖かくなったのかなぁ。

ただ、暖地から来たばかりのものは冬に葉っぱが枯れてしまう恐れがありますので

要注意です。徐々に慣らしていきましょう!

プルーン

今日の現場で、ウメかなっと思っていた木ですが、見慣れない実が...

プラムかなぁなんて思いつつ、奥様に聞いてみますと”プルーン”だということ。

ああプルーン!!

でも、日本でもちゃんと実がなるんだねー。それもたくさん!!

まだ熟していないので、届くところは残すように慎重に剪定しました。

果樹は楽しいですね。収穫の楽しみがあるし、実がなっている姿はなんかカワイイ

ですよね。

この木なんの木?

暑すぎです。また夏が嫌いになってしまいました。

子供のときや若い時は大好きだったのに、最近では夏が大嫌いです。

でも、夏があるおかげで私たちがお仕事を出来るのですから、感謝しないとね(^^;;;

とはいえ、昔はもっと涼しかったよね。四季が極端になっています。

近年の暑すぎる夏は樹木にとっても大変な負担になっていると思います。

昔の夏に戻って欲しいものです。

今日は遠征で大阪八尾市です。

そこにあった樹なんですけど、昨年は9月にお手入れしたものですから、

何気なく剪定しておりました(イケないイケない(ーー;))

今年は8月の手入れでこんなお花が咲いておりました。

ニチニチソウみたいな花だね。

紫と白の花の咲き分けです。

樹高は剪定してますので、2m。でも低木のようだ。

なんでしょう?このお花?

蓮華

いつもお世話になっているお寺で蓮の花が咲いておりました。

仏教でも”泥水から美しい花を咲かせる蓮の花”は慈悲の象徴とされてます。

お寺に蓮。実に良く合います。

蓮の名はもともとハチスから略されたものだそうで、真ん中のが蜂の巣に似ているところから由来しているそうな。

実がなくなると穴があいて、ホントに蜂の巣みたいになりますね。

さすれば、今まだ青い実は蜂の子ってところか(笑)

蓮も睡蓮も朝の花が美しく、夕方になると萎れた様になります。

睡蓮にいたっては、閉じちゃいます。

今日は朝の美しい間に撮る事が出来ました。

こちらは睡蓮。水に浮かんでいるようで美しいですね。

もう小暑。もうすぐ梅雨明けでしょうか?

サツキ

今年はヒラドツツジやサツキの花が少ないのかも知れない。

刈込時期もそれほど悪くなかったはず。

どくだみの花は満開だ。

雑草だけど、可憐な花ですね。

他にハクチョウゲの小さな花がさいていましたよ

余計なのもいましたけど...(^^;)

マツカレハです。

8cm位もある毛虫です。殺虫剤を散布しました。

病害虫発生していますので、お早めに薬剤散布しましょう。

風人園でも伺います。 風人園で害虫駆除

さくら満開!?

いつもの道を通っていると、あれっ!

さくら?えっ!なんで?まだ3月半ばやで!

でも梅と違うし、彼岸桜でもないし、温暖化にしても早すぎる。

疑問に答えるべく、家の人に聞いてみました。庭師としては恥ずかしいのかも知らないが…

でも、このまま知らない方がもっと恥ずかしいし。

「あれ、さくら?」

「サクランボや!」

あ~~。サクランボでした。

サクランボが出てきませんでした(/ω\)

実がなるそうです。でも、美味しくないらしいです(笑)

1本で実がなるそうなので、『暖地サクランボ』というしゅるいかな?

ここで豆知識、多くの果樹苗は単一種1本では自家受粉が弱く、実がなりにくいそうです。

ですから、異種の花粉が必要ですので、2種類以上の木を植えましょう・

暖地サクランボは1本でも実がなるそうです。

...汚名挽回できたかな?

ミツバチがたくさん蜜を吸いに来てましたので、今年も美味しくない実が

たくさん出来る事でしょう   ... 持ち主談 (笑)

お日様に向かって

今日も昨日の現場の続きです。

こちらの松は4年ほど前からお手入れさせていただいております。

かなり形が崩れていたので、一度バラバラにしました。

大分目の数が増えてきて良くなってはきましたが、なかなかくせ者でして~。

普通は幹から外に向かって枝を伸ばしていくのですが、植わっているいる場所のせい

なのですが、どうしても新芽が幹の方に戻ってくるのです。

幹から撮っているので、こっちに向かって来ているのがわかるでしょう!

これが難儀でね、僕たちの基本から言うと全部”戻り枝”って言って、不要枝になるのですね。

だから、どうしても多く挟んでしまわないとならないんです(汗)。

思うように良くならないんです。

この場所は後ろが山で、山に太陽が注ぐものですからこのようなことになるのですね。

植物の自然の摂理なのですね。

昔の旦那さんは5年位で植木の向きを変えたっていいます。

そうしたら、この問題も解決するでしょうね。でも、高さ5m、幅5mの木ですから…..

みごとに太陽の方を向いているでしょう(笑)植物は太陽が大好きなのです。ひまわりだけではないのです。

ちなみに植木屋目線です。高いでしょう!

馬酔木

奥吉野川上村のお宅にお邪魔しますとまだ2月というのに馬酔木(アセビ)の花が咲いておりました。

近頃の暖かい日和で咲いちゃったみたい。

今年はいろんな花が例年に比べて早い気がしますね。

こちらのお宅のアセビはかなり古くて大きく、中々値打ちがあります。

このアセビですが、葉には毒性があるので、池の周りに植えるのは要注意です。

奈良公園には、このアセビがたくさん植えられてます。鹿に食べられないから。

でも、花や姿は大変美しい木で、特にこの白色のアセビはとても良いですね。

数少ない使ええる常緑樹と思っています。京都では”茶せん”と呼んでましたけど、

なんでだったっんだろう?おしゃれな呼び名ですよね。

透かすと大変美しくなりました。

ロウバイの花

ロウバイの花が咲いていました。

透明感のある薄黄色の可憐な花です。

また、この蝋梅の花はとても香りがよくて、庭木の中でもトップクラスです。

春にかけて、この蝋梅の花やマンサクといった黄色の花が一番に咲き始めます。

一度、気に留めてみてください。これから梅の花が本格的に咲くまでの間、

ほとんど黄色ですから。こんな楽しみ方もいかがですか?