日本全国に桜を守る会なる団体がありますが、、
吉野山の桜は吉野山保勝会を中心に活動しており、
官民一体となって桜保護の団体として吉野の桜を守る会
が組織されています。楢茸菌などや踏圧による桜の衰えを危惧し、
未来に吉野の桜、風景を残す為に広く募金、植樹を行ってます。
私も吉野に住む樹に携わる者として、近い将来には力になれる
ようになれたらと考えています。
そのためにもっともっと樹のことを勉強しなければなりません。
将来の桜守を目指してがんばるぞ~!
月曜日のお話。吉野山で蕎麦屋発見!
山の若い衆がやり始めたそうな。なんともシブイ店構え&店内。
なんと歌藤くんも来ているではないか!!
本格的な手打ちそばでそば湯もついてホッ。
美味しいお蕎麦でした(^.^)
お庭の話とは全く関係ないけれど、私が住む国栖の里は
手漉き和紙が有名ですが、割り箸の産地でもあります。
私の両親も割り箸を今でもつくってます。
小さな小さな家内工業ですが50年以上のキャリアです。
私も子供の頃よく手伝わされましたものです。
この辺りでつくられている割り箸は桧や杉の割り箸で、いろんな種類があります。
普通の人々はあまり気にもしない物ですが、工業製品としては
なんとも手間のかかる物なのです。自然の素材ですから、同じようで
全く同じ物はないので、他の工業製品のようにオートメーション化
というわけにはいかないのです。機械を使っていても、人の手による所が
非常に多い。
もちろん危ないし、素人にはマネは出来ません。
割り箸職人です。とても安くて使い捨てするものですが、
職人の作った作品なのです。
高級な工芸品とかでなくても、至る所に職人仕事ってあるのですね。
オヤジたちはノギスとかで精密に計るわけでもないけど、
いつも同じように同じ物を作っている。職人が職人と呼ばれる
ところだろう。素晴らしいと思う。もしこの記事を読んでくれたなら、
一度箸というものに気を留めて下さい。わかりにくいけど違いがありますから。
味もちがいますから。
僕自身はおやじのように庭職人を通すのか、作庭家などと
ちょっとホワイトカラーっぽくなっていくのか?
どちらも捨てがたい。
今日もひどい雨。
ゴールデンウィーク明けのこの雨は少々痛い。
風人園が移動させた木たちにとってはよいのだろうけど・
う~困りましたね。
雨の時の仕事に良いのがないかな?
不具合が改善することが出来ました。
訪問頂きました皆様にはご迷惑をおかけしました。
今後もよろしくお願いします。
現在当HPの一部で不具合が発生しています。
せっかく訪問していただいた方々にはご迷惑をおかけします。
早く復旧出来ますよう努力いたしますので、
今後も当HPをよろしくお願いします。
園主
昔、親方に叱られたことがある。
門に竹ぼうきを穂を上にして立てかけてあったのが原因だ。
そもそもこれは
「忙しいから来ないで!」
暗黙に言っていることだそうだ。植木屋が施主様の家にお邪魔して
勝手にそんな事をしていたら叱られて然りだ。
でも、気を付けていないとしがちな行為である。
お茶の作法でもやはり似たことがあったように思う。
飛び石にシュロ縄で化粧した石をさりげなく置いておく。
「ここから先は入らないで!」という意味だ。
それは竹の物であったりもする。
お茶に招かれ躙口から入る。最後の人は「トン!」と音をたてて閉める。
主人への合図だ。
無言の合図なる物が日本にはたくさんあると思う。特にお茶の世界で多く見られる。
それが和の心で日本人の美なるところだろう。わかりにくいかも知れない。
はっきり書いたり、言ったりしたら済むことかも知れない。
でも人を気遣う、思いやるそしておもてなす文化がある日本人だから
こそだと思う。
私たちはこの美しい心粋をもっと学ばなくてはいけないと私は思う。