11月3日と4日の二日間吉野山白雲荘にて透かし練習会を行いました。
この会は吉野山にある別荘の白雲荘の維持をするために広く助っ人を
募ったものですが、ただボランティアするだけでなく何かしら日々の仕事に
活かせる場を作ることを目的としました。
秋の多忙の中4名の方が来てくれました。
初日3日は大阪よりはなぶさ庭縁松葉さん、恵水園ラムジこと藤村さん、風土木より丸山さん
が参加してくださいました。
門から玄関にかけての表庭の樹木のお手入れをしていただきました。
作業前
藤村さんがモチの剪定
松葉さんもモチの剪定
カシをし終わった丸山さん
皆さんガングロの庭師だったので作業はもちろんですが、合間の一服での
世間話が色々できておもしろかったし勉強になりました。
お陰でとても美しくなりました。
次回は5月頃に開催を約束して門前で記念撮影
2日目4日はお一人キャンセルとなり旅象の谷口くんが参戦。
朝から雨が降っていたので少し上がるのを待ってスタート。
彼は僕より少し年下なので、自分が透かしでアドバイスできることは
なるべくするようにしました。とても研究しててとても繊細な谷口くんでした。
茶室まわりのカシを剪定している谷口くん
全然出来るじゃん!
他に松の木も1本さわってもらいました。
二人ということもあってホントいろんなことを語りました。
深く知っているわけではなかった谷口くんですが、普段からも真摯に取り組んでいるし、
現場のスキルも高いことがわかりました。
色々と教わる部分が多かったです。
茶室入り口で記念撮影。
2日間でなんとか剪定を終えることが出来ました。もちろんまだまだする場所は
あるのですが、掃除をすればかなりスッキリすると思います。
参加してくださいった4人には本当に感謝しています。
そして次回開催には参戦してくれそうな人たちもいる感じですので、益々楽しい場に
なりそうな予感です。竹仕事や左官仕事なども今後盛り込めていけたら
面白いだろうな。実現出来るように頑張ろっと。