京透かしという技法がああります。
庭木の手入れというと大きな刈り込み鋏でカシャカシャと刈りこむことを
連想されるのですが、やはり本来の意味から考えますとこの透かしという技法が
樹にとって良いのではないかと風人園は考えます。
芽吹きが強いものもあれば弱いものもあります。
それを一律に刈りこんでしまうやり方は整姿の意味では良いのかも知れませんが、
木を生かせるという意味では優しくない方法ですね。
風通しのことや光が木全体に届かせる透かしをしていきたいですね。
今回少し珍しい木の透かしを紹介します。
”カイズカイブキ”です。
10年位小透かしでの手入れをしています。
とっても手間がかかります。
でも下手なマツよりも名木ですよ。