お手入れの怖さ

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この間からいっていたお手入れのお宅の松の1本。

この松は風人園のスタート地点にほど近い松になります。

初めて触った時は3年ほど手入れが抜けていた松でした。枯れてきたからお願いしますということでした。

しかし前の方の剪定が良かったのか、あれだけ荒れていたのにも関わらず、いきなりかなり素敵な松になったのです。

お陰で近くのお寺さんなどに声をかけていただき、今があるようなものです。

12,3年になるだろうか?その間には病気がどうしても治らなかったりしましたが、最近は調子が良いようです。

さて、題名のお手入れの怖さということですが何を言いたいか?

実はこの松、数年前にもっと良くしてやろうと思い、みどり摘みを2年間行いました。しかし元々葉性の良い短い葉の松だったので、

芽を摘むことで、葉が短くなりすぎたので余計にブサイクになったことから、今はもう行っていません。

でもその2年間にミドリ摘みを行うということは、鋏の入れ方が全く違うということなのですね。

極力無駄な枝を省いてしまうので、グンと芽の数が減ってしまうのです。ですから新しい芽の出方、強さなど

以前とずいぶん変わってしまいました。懸命に戻そうとしていますが、なかなかそうはいきません。

もっともっと柔らかい松だったんですけど、今は写真の通りです。

そう、我々の鋏の入れ方次第でその木の性格まで変えてしまうのです。

それは松だけではなくて、今人気の雑木なんかもっと顕著にあらわれます。

だからしっかりと間違いのない方法を取らねばなりません。

今回は恥ずかしながら悪い例を出しましたが、もちろんその逆、全く違う素晴らしい木へと変身もします。

自省の念を込めてブログに記しておきました。

吉野山のあじさい

最近風人園は何をしているのか?

松のミドリ摘みは一通り終了しました。

昨日まで吉野山七曲りのあじさい園の草刈してました。(2回目)

いよいよ明日,明後日あじさい祭りというイベントです。

イベントとして雨はダメなのですが、あじさいはやはり雨とでんでん虫ですね。

明日は降るかもです。

肝心のあじさいはというと

見頃です。

庭木の敵ウメノキゴケ

最近ではないのですが、吉野のような田舎では多く発生しています。

松の枝先にまでこびりついてしまってます。

この苔が付いて樹勢が弱るのか、樹勢が弱って付くのか?

定かではないけれども、厄介ものには違いないです。

少し調べてみると樹勢が弱ると付くとなっています。そして予防のためには

樹の樹勢を高めることが必要ということです。

でも個人的には苔がついて弱るように思います。

ですから、なるべく取るようにしていますが、なにせ取りにくい。

木酢液を刷毛で塗ると良いとも聞きましたが、それほど効果も

ありませんでした。何か良い方法がありましたら教えてくださいませ。

昔、門松のウメノキに古さを出すためにワザワザボンドで貼りつけてました。

それくらいに大事にしていましたが、今では嘘のようです。

最近は松のミドリ摘みをおこなっています。

クロマツのモミアゲ

クロマツのモミアゲ剪定を行ないます。

ちなみにこの松は5月下旬にミドリ摘みを施しております。

ミドリ摘みを始めて4年目ですが、随分締まった木になりました。

10cm以上の長さの葉でしたのでミドリ摘みの効果がよくわかりますね。

秋以降にモミアゲと芽抜きを行ないます。

こんな感じで手を入れていきます。明日未明終了です。

練習練習☆

今日もマツのミドリ摘みです。

今年は6月前半にすべて終わらせてしまう予定です。

マツの木をもっと良くしたい方はミドリ摘みを行って下さい。

ミドリ摘みは風人園におまかせ下さい!

写真の練習中です。恥ずかしいですが、あっぷろーどです。

オオヤマレンゲ

マツのミドリ摘み

クロマツの手入れです。

この時期はミドリとお呼ばれる、マツの新芽を摘み取る作業です。

1年に2回手入れするマツで行う作業です。

ミドリ摘みをしたマツは、葉も短くなり、締まった木になります。

大松のお手入れ

先日紹介しました風人園最大級の松のお手入れ終わりました。

この時期ですから、ミドリ摘み、枝抜き、古葉のモミアゲの

松の木のすべてのお手入れを同時に行いました。

スッキリ男前になりました。いくら立派な木でも手入れが届いていないと

見栄えはしませんからね。