黒竹の竹ぼうき

風人園で使っている黒竹の竹ぼうきです。

昔はどこのあらもの屋さんでも普通に使いやすい竹ぼうきが売っていたものです。

ですが、近頃ホームセンターなどで売っている竹ぼうきはお世辞にも使いやすいとは

言えません。風人園的にはとても使えたシロモノではございません。

この黒竹の竹ぼうきは軽くて、丁度良い大きさで、柄も細い目で、

一度使うと他の物なんて使えません。

値段は張りますが、クルクルと回しながら片減りしないように使いますと

大変長く使用出来ます。

ホームセンターの竹ぼうきと見比べて下さい。

穂は小さめです。

手が疲れない太さの柄です。

今回、風人園の資材販売に加わりましたので、一度お試しくださいませ。

掃除道具

暑さが和らいだと思ったら、今度は寒い寒いと言わなくてはなりません。

今日は寒かったですね。

これから、お正月に向けての風人園メインの仕事はやはり”お庭のお手入れ”

になります。少し油断したのか、少し遅れています。新しく伺わなくてはならない

お宅もありますから大変です。でも忙しくさせて頂くことに感謝感謝です。

お庭のお手入れではお掃除が大事になります。以前の記事でも書かせていただきました。

我々はプロですから、掃除ももちろんプロの仕事をしなくてはなりません。

より早くより美しくです。そのためには道具も吟味したものを使用します。

風人園の掃除の三種神器です。

手ぼうきと手熊手と手みです。

手ぼうきは細かい砂利の上の葉っぱも葉っぱだけを掃き取らなくてはなりませんから、

孟宗竹のやわらかい穂で出来たものでなくてはなりません。

手熊手は先がすり減ったものが使いやすいので、新品のものはわざと先を短く切り取って

しまいます。この手熊手は 京都で使っていたものですから、15年以上前のものです。

この他に竹の大ぼうきがあります。最近は本当に良い大ぼうきが売っていないですね。

良い竹ぼうきを欲しい方々の為に風人園で販売しようと思いますので、しばらくお待ち下さいませ。

とりあえず、手ぼうきは写真の物を予定しています。

昔はこの三種の神器でどんな広い庭も掃きあげておりましたが、

近年はそこまで時間をかけられないので、兵器のし使用がもっぱらです。

エンジン式のブロワーです。

三代目です。

本当は手ぼうきで掃除したいですけれどね。

フェルコ 剪定鋏

この間のクライミングギアーと一緒に輸入したフェルコ11ですが、今日おろして使ってみました。

ほぼ1年間使用している8番との比較をレビューしてみます。

長さはほぼ同じです。詳細情報では両方210mmとなっています。

どちらもプロフェッショナルモデルで

25mmまで切断出来ます。切れ味はどちらも良いです。

一番の違いはといいますとフェルコ8の独特の角度でしょうね。

人間工学に基づいたデザインということで、確かに見た目使いやすそうです。

しかし、11番を使ってみて解ったのが、8番は人間工学に基づき過ぎているなっと言う事。

...?

上手く言えないのですが、11番のほうが自由に鋏を動かせるかなっと思います。8番は矯正されるような

感じをうけます。細かく鋏を動かしにくいです。

これはハンドル部分だけでなく、ヘッドの部分の大きさや肩幅の違いにもよるのかも知れませんね。

今日はモチノキやウメの透かしをしたのですが、僕的には頭が小さく、スマートな11番のほうが断然使いやすいと感じました。

太いバラの枝などを切る場合などは、8番で疲れなくていいのだと思いますが、普通の庭木の剪定などは、

11番をおすすめします。枝の思うところに鋏を入れやすかったです。

もちろん私の私感ですが。

あとフェルコの8番なのですが、太い枝はすごく楽に切れるのですが、細いものや、

薄いものが切れないんですよ。刃はしっかり付いているにも関わらずです。

おそらくヤニが付着したときに鋏が開きにくくなるのを防ぐ工夫がアダになっているのかもと考えています。

これからレギュラーになる11番は今日いきなりヤニがかんで開きにくかったので、

8番のような症状にならないかもって考えてます。

明日からも頑張ってもらいます。