今日はいつもお世話になっている歯科医院を営まれている先生からのご依頼で
先生の母校の中学校の60周年の記念植樹をさせていた来ました。
ご提案させていただいた樹種から今回選ばれたのはナンキンハゼです。
奈良ホテルの近くに素敵なナンキンハゼが生えています。
緑が優しく、紅葉、冬の白い実と季節を感じさせてくれるこの木も私の好きな木の
一つです。
今回植える場所は中庭で、クスノキが植えられていたのですが、5年たっても全く大きくならず、
枯れてくるということで、クスノキを撤去しそこに植えることになりました。
撤去していてこの木がなぜ育たなかったのかがわかりました。
不織布のポットをつけたまま植えられていました。
これには参りました。めちゃくちゃです。どんな人がこんな植え方をしたのか...
私たちはどんなところにでも入れる技術があります。だからクレーンなどが入らない中庭のような
場所にも、大きな木を植えることが出来ます。やはり少しでも幹が太いと貫禄がでるものです。
今回はこの植樹にあわせて、八重桜の卒業植樹祭のお手伝いもさせていただきました。
生徒の代表と先生そしてOB会の会長がセレモニーを行い、一人一人が土を入れられました。
今年で4年目の事業だそうです。校長先生が10年後、20年後に桜の園になっていることを
祈っていますとおっしゃていたとおり、美しい園になることでしょう。
生徒たちにも良い思い出の木となることでしょう。
このような人々の記念の事業に携われることはとても幸せに思いますし、
こういった場所に関われるこの仕事が誇らしいと思います。
元気に育って欲しいです。