昨日大切なお客様の一人がお亡くなりになりました。
その方は生前中大変地位のある人でしたが、大変気さくで
田舎のおやっさんでした。お庭の松の木がとても良くなったと
大変喜んでくださり、たくさん褒めていただき、可愛がっていただきました。
若い職人にも「頑張らなあかんぞ!」っと気さくに励ましてくれたり、とても
人間味のあった方でした。
その方がお盆過ぎに入院される前、私に「お庭を頼んどく」と
託しておられました。
早く手入れさせていただかなアカンと思いつつ、多忙で後回しになって
いて、近々にも行こうかと考えていた矢先にこの訃報でした。
お庭を託された日から僅か2ヶ月。全然元気だったのに...
お客様は後のことに憂いの無いよう、ちゃんと私に託されていたのに
何としたことか!
亡くなる前に自宅に帰られたそうです。
その時に「ちゃんとお庭を綺麗にしてくれてあるな」と安心して貰いたかった。
残念でなりません。故人に申し訳なく思います。
自分自身常に悔いの無いように仕事をしていかなければならない。
このことを今回教えられました。
この思いを忘れぬためブログに記すことにしました。