昨日かねてからの望みだった人生フルーツという映画の上映会を開催することが
出来ました。上市まちづくりの会リターンズの仲間と一緒にです。
僕が住んでいる吉野は歴史もあるし、自然も豊かで風景も美しいです。
でもそれ故に自然には鈍感なのかもしれません。また、昔に比べて木々の魂
だったりを考えなくなったみたいです。長老たちは大木を伐るのには怖さを
感じてたけど少し若い方はそんなことないです。落ち葉が面倒だからとすぐに伐ってしまいます。
メガソーラーだって出来ましたし、観光のためなら(僕はマイナスと思うけど)山をけずって道を広
げます。いつの間にか木々がいかに我々に恵みをくれているのかを忘れてしまっています。
守ってくれていることも。
人間は地球にとって何ができるのか?実は地球のあらゆる資源を消費しているだけで
何も生み出してないのじゃないのか。鹿だって人間にとっては害獣かもしれないけど、
自然界ではよっぽど役に立っているだろう。
僕は別にスピリチュアリズムではないけど、そういうことを感じる。別に鹿を殺さないで
とも言わない。でももう少し自然への畏敬の念を持つべきだと思う。それが結局
我々の生活を豊かにしてくれるのだから。
そんなことをこの映画を通して感じてもらえたらなぁ〜と思っていました。
それだけじゃないもっと深い映画ですけどね。
ナチュラルとかスローライフとかオーガニックとかそんな言葉でくくれるような
ものじゃないと感じました。真似はできないけど、津端さん夫婦の人生の少しは見習いたいです。
吉野町の公民館に84名のお客さんが観にきてくれました。それぞれに感じられたのでしょう。
良い映画を共有出来たなぁと思いました。頼もしい仲間がいるって良いよなぁ。
また頑張ろっと。