本日植栽工事を終えました。
シンプル造りですが、建物をぐっと引き締めてとても雰囲気が
良くなったのではないのでしょうか?
四季おりおりでお客様を出迎えてくれることでしょう。
素敵なお家がなお一層素敵になりました。
たった3日間でがらりと変わりました。
作庭集 吉野町O様邸植栽工事も御覧ください!
現在土の部分に砂利を入れて更に良くなることでしょう。
お施主様の仕事です。よろしくおねがいしますね!
本日植栽工事を終えました。
シンプル造りですが、建物をぐっと引き締めてとても雰囲気が
良くなったのではないのでしょうか?
四季おりおりでお客様を出迎えてくれることでしょう。
素敵なお家がなお一層素敵になりました。
たった3日間でがらりと変わりました。
作庭集 吉野町O様邸植栽工事も御覧ください!
現在土の部分に砂利を入れて更に良くなることでしょう。
お施主様の仕事です。よろしくおねがいしますね!
今日は樹木医試験がありました。2度目の挑戦です。
どうも分厚い本を読んでいると眠たくなってしまって...
ほとんど勉強なんかしてませぬ...午前選択問題5択33問。
午後論述問題 3問 奇跡が起これば良いですが、みなさん勉強
されている方ばかりのようで、120人の中にはしんどいかなつと^^;
気を取り直して、最近気になっていた堺の鋏が気になっていたので、
堺まで行くことにしました。とりあえず堺刃物伝統工芸会館へ行くことに。
天王寺から阪堺電車に揺られ妙国寺前駅まで行きました。
チンチン電車はいいですね。便利な乗り物だと思います。
なんといっても味がありますよね。
しかも全線200円均一。いいね!
目的の堺刃物伝統工芸会館に到着して見学しました。
包丁やら鋏類がディスプレイされてます。
あまり感動するものもなかったので、職員の方に
「刃物をぶらりと見て回れますか?」「僕は庭師なので鋏が見たいです」
と訪ねますと、
「堺は包丁だけですよ。」との返事。
「ここにもたくさんあるじゃないですか!」と返すと、
「機械打ちの量産鋏以外はほとんど三木の鋏ですわ!」「堺では1件だけです」
ショック!! せっかくきたのにがっかりです。
堺の1件というのは佐助というブランドで、超有名で目がむくお値段
なのです。
本当は、名も通っていない鍛冶屋でこっそりと良質の鋏を打っているところがあって
掘り出し物に出会えるかもと期待してたのです。
というわけでせっかくですから『佐助』へ
Googleマップを頼りに到着。便利な時代ですね。
貫禄のある店構えです。
お店はしまってましたので、ショーウインドウの鋏の値段をちらつ!
脅威の8万超です。高つ!良いのかもしれないけど床の間に飾っとかな
アカンやん!と心でぼやきながら、さてどうしたものか?と
せっかく来たのに...
ふと見るとインターフォンが...ピンポーン...「鋏を見たいのですが..」
主人が出てきてくれました。そして鋏を丁寧に説明してくれました。
何本か持たせてもらいましたが、やっぱり素晴らしい鋏でした。
裏スキやひねりなど見えないところをキチンと作られてます。
そして何よりも主人の汚れた作業服が本当に手打ちの鋏を作って
いるのだと確信させられました。僕が昔に行った京都の刃物屋は
ダンナさんが綺麗な服をきて何万円もする鋏を出してきてました。
でもここは違う!
更に作業場も見せていただけました。
いままでたくさんの刃物屋さんを回りましたがこのように実際の作業場を
見るのは初めてでした。
8万円~9万円する鋏ですが、相応の値段だということがわかりました。
畳の上でふんぞり返っているわけでなく、真面目に鋏を打っておられる
ことがよくわかりました。いろんな技術や形があることも。
わざと何年もかけて錆びさせてから
仕上げる錆出し仕上げ象嵌いり。見たこともない素晴らしい質感でした。
今回おじゃまして『佐助』さんのイメージががらりと変わりました。
いつか絶対に1本は買っておきたいと思います。
今日はここにきて本当に良かったです。
台風が去っていきました。
なんだか不思議な台風でした。潮岬付近でいながら、
吉野は風もなく、雨もふらず…変なの。でも大きな被害もなく
よかったです。
さて、どうこうしている間にお盆まで約20日となりました。
これからはお盆前のお庭の手入れの時期なのですが、
梅雨やイベントや台風やですごく遅れています。
頑張らなければ...
近畿もそろそろ梅雨明けでしょうか?またあのうだる暑さが毎日続くかと
思うとため息が出てしまいます。
実は私8日から蓮華入峯という金峯山寺の修行体験に参加してきました。
この蓮華入峯とは奥田というところで育てられた108本の蓮の花を山上ヶ岳・大峯山寺
に供えるという行なのです。
私は参加するまで何も知らずにただ友達の吉野山の林豆腐店さんに
「山上さん一緒に登りましょ!みんなで行きましょ!」
とあまりにも言うので吉野人の私が世界遺産の参道も知らないのもどうかと
安易な思いで参加しました。
朝3時蔵王堂に集合し、白足袋を履いて杖もって4時に総勢100人強で出発。
まずは東南院で勤行。蓮を備えて般若心経などのお経を唱えていきます。
こんな勤行を小さな祠や石碑や神社で繰り返して山上を目指します。
あくまでも修行ですから間を開けたら叱られますし(本気で!)
チンタラ休憩もしません。そして私などは初めての参加ということで
新客といって扱っていただけます。特別に金斧神社、おもての行場(西の覗き)、裏の
行場で行をさせていただけるのです(-_-;)
私は田舎育ちだし、仕事では修行経験もありますから負けてられへんと
意気込んでました。しっかり後ろを着いて頑張りました。山の中は涼しくて、
仕事の方がよっぽどしんどいぞっと思いつつ、五番関まで来ました。
ここから女人禁止の参道。「ここまで来たら着いたも同然!」という言葉に
心中『意外と楽勝やったな』と...
何が何が何が...
道も険しく一服ないし...
右ひざもおかしくなってきたぞ...
やっと洞辻茶屋で休憩があったものの新客さんは例の特別に行場へと
連れっていってもらって岩山を上り、西の覗きで怖い目をさせていただいて、
右ひざ限界超え…
行が終わり少し歩けば大峯山寺に到着。宿坊東南院で勤行をした後
即新客さんは特別に裏の行場へ連れて言ってくださいました。
先ほど以上の危険な岩山を上り、一歩間違えばご臨終のような
体験をさせて頂きました。大峯山寺に蓮をお供えし最後の勤行・護摩焚きをし、
蓮華入峯の目標は達成されたのです。
いよいよ宿坊で食事です。新客は配膳のお手伝いをさせていただけるのですよ。
大変質素なお食事でしたが、美味しくいただくことが出来ました。
お風呂は洗面器2杯のお湯で汗を流し、どこまでも修行です。
こうして修行一日目が終わりました。
2日目朝5時起床。6時から勤行を行い、7時下山です。
帰りは洞川におります。約10キロの道のりです。
右ひざが心配でしたがやっぱりご臨終してしまいました。
でも歩かないと帰れませんから、ちんばを引きながら下りました。
約2時間で下山。バスで蔵王堂。蔵王堂で最後の勤行をして、
完全に終了。今の心境『もう2度と行かない(T_T)』
しかし、大峰山上の裏行場でお話を聞かせていただいた。行を
する前に一度死んだものと考え、行から無事もどることが出来たら、
また新しく命を吹きこまれたと、そしてこの大きな自然に生かされている事を
悟り、この生かされた自分は他のために使うのだと。そのための行なのであると。
それを知り、いい経験ができたなと思いました。またこれほど自分を限界に
追い込んだのも久しぶりだったように思います。
これからの仕事にも生きてくるのかなと思います。